出典:びわ湖毎日マラソン
第71回びわ湖毎日マラソンは2016年3月6日に開催されます。
2016年のびわ湖毎日マラソンは最後のリオオリンピック選考会となります。
先日の東京マラソンでは有力選手が出てきませんでした。
男子マラソンの選考が福岡国際マラソンで日本人トップの佐々木選手以外有力選手がいないので、非常に注目の大会となっています。
第71回びわ湖毎日マラソンの結果速報はテレビ・ラジオで
結果速報はテレビ、ラジオで確認しましょう!
テレビ放送
NHK総合テレビ 12時15分~14時55分
ラジオ放送
ラジオ第1 12時15分~14時55分
びわ湖毎日マラソンのコース
びわ湖毎日マラソンのコースは比較的フラットなコースです。
記録も十分に狙えるコースとなっております。
しかし、ここ数年は雨風のコンディションが多く、大会のコンディションがたまたま悪いイメージがあります。
2016年の天気はどうでしょうか?
びわ湖毎日マラソンの特徴
びわ湖毎日マラソンは市民ランナーにとっては憧れのレース。
出場資格
まず厳しいのが出場資格です。
フルマラソンで2時間30分以内、ハーフマラソンで1時間10分以内の記録を2年以内に出していないと出場できません。
フルマラソンで2時間30分以内、ハーフマラソンで1時間10分以内は市民ランナーにとってはかなりレベルが高いので憧れの大会になります。
関門・制限時間
関門地点 | 制限時間 |
15km地点 | 52分 |
20km地点 | 1時間10分 |
25km地点 | 1時間28分 |
30km地点 | 1時間48分 |
35km地点 | 2時間09分 |
40km地点 | 2時間30分 |
そして、出場資格以上に厳しいのが各関門です。
特に前半の関門。
出場資格の2時間30分のペースでは前半の関門はクリアできません。
2時間30分ギリギリの出場記録の選手は前半自己ベストより速いペースでいかないと関門に引っかかってしまいます。
この大会では毎年多くのエリート選手が関門で引っかかっています。
びわ湖毎日マラソンは日本一関門の厳しいレースとなっています。
注目選手
リオオリンピックの代表選考会とあって、様々な有力選手が出場します。
その中でも特に注目の選手を紹介していきます。
川内優輝選手
招待選手ではありませんが、間違いなく注目度No.1の選手。
最強市民ランナーの川内選手が出場します。
川内選手は福岡国際マラソンでリオオリンピックの代表を狙いましたが、序盤で痙攣をおこしてしまい、思うような走りが出来ませんでした。
そこで、びわ湖毎日マラソンで再チャレンジ!
先日の東京マラソンで有力選手が出てこなかったので、ここで盛り上げてくれるのは川内選手しかいないのではないでしょうか?!
中本健太郎選手
2年前、別府大分マラソンで川内選手とのデットヒートを演じてくれたのが記憶に新しいです。
そしてその年のモスクワ世界選手権では日本人トップの5位に入賞。
2012年ロンドンオリンピックでも日本人トップの6位と安定した実力を持つ、中本選手にも注目です。
常に安定した走りをする中本選手。
世界大会の経験も豊富なので今回も上位が期待できます!
前田和浩選手
日本人出場者最速の2時間8分00秒タイムを持つ前田選手にも注目です。
前田選手は昨年のびわ湖毎日マラソンで日本人トップの走りをしています。
またトラック種目に取り組んでいた時から、日本代表として世界大会に多く出場してきています。
前田選手の特徴といえば、なんといってもトラックで培ったスピードです。
そのスピードがマラソンで活かせれば世界で戦うことも期待できます。
上位結果
1位 2:09:11 ルーカス・ロティッチ
2位 2:09:16 北島 寿典
3位 2:09:19 アルフォンス・フェリクス・シンブ
4位 2:09:25 石川 末廣
5位 2:09:31 深津 卓也
6位 2:09:39 丸山 文裕
7位 2:11:53 川内 優輝
8位 2:12:06 中本 健太郎
まとめ
日本人トップは北島選手。
粘りの走りで順位を押し上げ、最後はトップとわずか5秒差まで追い上げました。
そして日本人2位にはベテランの石川選手。
東京マラソンのタイムが遅いため、石川選手も代表候補となります。
注目された、川内選手、中本選手は最後まで集団に残ることが出来ず日本人トップ争いが出来ませんでした。
途中まで日本人トップを独走していた丸山選手はまだ若いので今後に期待です。